キッチンカーの保健所許可を取得する完全ガイド2025年版|申請から営業開始まで
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キッチンカーで飲食店営業を始めるには、必ず保健所の許可が必要です。本記事では、キッチンカーの保健所許可について、申請方法から費用、必要書類まで詳しく解説します。これからキッチンカーを始める方は、ぜひ参考にしてください。
キッチンカーの保健所許可とは?なぜ必要なのか
キッチンカーの保健所許可は、食品衛生法に基づく「飲食店営業許可」のことです。移動販売車であっても、食品を調理・販売する場合は必ず取得しなければなりません。
保健所許可が必要な理由:
- 食中毒などの健康被害を防ぐため
- 衛生管理の基準を満たしているか確認するため
- 営業者の責任を明確にするため
無許可営業は食品衛生法違反となり、2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科される可能性があります。
キッチンカーの保健所許可の種類と販売できる商品
キッチンカーで取得できる主な許可は以下の通りです:
1. 飲食店営業許可
調理を伴う食品全般の販売が可能。ラーメン、カレー、たこ焼き、クレープなど。
2. 菓子製造業許可
ケーキ、クッキー、和菓子などの製造・販売。ただし、その場での調理は限定的。
3. 喫茶店営業許可
コーヒー、紅茶、ジュースなどの飲料提供。簡単な調理のみ可能。
販売したい商品によって必要な許可が異なるため、事前に保健所に相談することが重要です。
キッチンカー保健所許可の申請手順【5ステップ】
ステップ1:事前相談
営業予定地域の保健所に連絡し、キッチンカーの図面を持参して相談します。設備要件や必要書類を確認しましょう。
ステップ2:必要書類の準備
以下の書類を準備します:
- 営業許可申請書
- 営業設備の大要・配置図
- 車検証の写し
- 食品衛生責任者の資格証明書
- 水質検査成績書(給水タンク使用の場合)
ステップ3:申請書の提出
必要書類と申請手数料(16,000円~20,000円程度)を保健所に提出します。
ステップ4:施設検査
保健所の担当者がキッチンカーの実地検査を行います。設備基準を満たしているか確認されます。
ステップ5:許可証の交付
検査に合格すると、営業許可証が交付されます。通常、申請から2週間程度かかります。
キッチンカーの保健所許可に必要な設備基準
保健所の許可を取得するには、以下の設備基準を満たす必要があります:
必須設備
- シンク:手洗い用と食器洗浄用の2槽以上
- 給排水タンク:各40L以上(自治体により異なる)
- 冷蔵・冷凍設備:温度計付き
- 換気設備:調理時の煙や蒸気を排出
- ゴミ箱:蓋付きのもの
- 収納設備:食材や調理器具の保管場所
車両の要件
- 床面:耐水性で清掃しやすい材質
- 壁面:不浸透性の材質
- 天井:清掃しやすく、結露しにくい構造
設備基準は自治体により異なるため、必ず事前に確認しましょう。
キッチンカー保健所許可の費用と有効期限
申請費用
- 営業許可申請手数料:16,000円~20,000円
- 食品衛生責任者講習会受講料:10,000円程度
- 水質検査費用:5,000円~10,000円
有効期限
営業許可の有効期限は5~8年(自治体により異なる)です。期限満了前に更新手続きが必要です。
その他の費用
- 車両改造費:50万円~300万円
- 設備購入費:20万円~100万円
- 保険料:年間5万円~20万円
保健所許可を取得する際の注意点とよくある失敗
注意点
- 複数地域での営業:営業する自治体ごとに許可が必要
- 仕込み場所:自宅での仕込みは原則禁止。許可された施設で行う
- 更新忘れ:有効期限切れは営業停止となるため注意
よくある失敗例
- 設備不足で検査不合格:事前相談を怠ったケース
- 書類不備:食品衛生責任者の資格取得忘れ
- 改造後の車検:8ナンバー取得が必要な場合がある
地域別キッチンカー保健所許可の特徴
主要都市の保健所における特徴的な要件:
東京都
給排水タンクは各80L以上必要。都内全域で営業可能な許可制度あり。
大阪府
簡易営業と通常営業の2種類。メニューにより必要設備が異なる。
名古屋市
移動営業の届出制度あり。イベント出店時は別途届出が必要。
詳細は各自治体の保健所にお問い合わせください。
保健所許可取得後の営業準備
許可取得後も以下の準備が必要です:
- 営業場所の確保:道路使用許可、公園使用許可など
- PL保険加入:食中毒などのリスクに備える
- 衛生管理マニュアル作成:HACCPに基づく管理
- 従業員教育:食品衛生の知識共有
まとめ:キッチンカーの保健所許可は計画的に進めよう
キッチンカーの保健所許可は、安全な食品提供のために欠かせない手続きです。申請から許可取得まで2週間以上かかることもあるため、余裕を持って準備を進めましょう。
成功のポイントは以下の3つです:
- 事前相談を必ず行う:設備不足による手戻りを防げます
- 地域の基準を確認:自治体により要件が異なります
- 専門家に相談:行政書士や先輩キッチンカー事業者のアドバイスも活用
保健所許可は一度取得すれば長期間有効です。正しい手順で申請を行い、夢のキッチンカー営業をスタートさせましょう。
【お役立ち情報】
各地域の保健所連絡先:
厚生労働省 保健所管轄区域案内
食品衛生責任者講習会情報:
東京都食品衛生協会(東京都の場合)
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