【2025年 完全保存版】キッチンカー開業許可を取得する方法|必要書類から申請手順まで徹底解説
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目次
はじめに:キッチンカー開業が注目される理由
初期費用を抑えながら飲食業を始められるキッチンカーは、コロナ禍以降特に注目を集めています。固定店舗と比べて家賃負担がなく、人の集まる場所に移動して営業できる柔軟性が魅力です。
しかし、キッチンカーの開業には複数の許可申請が必要で、「手続きが複雑で何から始めていいか分からない」という声も多く聞かれます。
本記事では、キッチンカー開業に必要な許可と手続きを、2025年最新の法改正情報を含めて分かりやすく解説します。
キッチンカー開業に必要な許可と資格一覧
必須の許可・資格
- 飲食店営業(キッチンカー)許可 - 保健所で取得
- 食品衛生責任者資格 - 1名以上必須
- 車庫証明 - 車両の保管場所
- 自動車運転免許 - 普通免許以上
出店場所に応じて必要な許可
- 道路使用許可 - 公道での営業時
- 出店許可 - イベントや施設での営業時
最重要:保健所での営業許可取得の完全手順
ステップ1:管轄保健所の確認と事前相談
2025年現在、多くの自治体で営業許可の範囲が統一されています。兵庫県では2025年3月より県下で一本化され、大阪府も2022年から府内全域で一つの許可となりました。
⚠️ 重要ポイント:
- 出店予定地域を管轄する保健所に必ず事前相談
- 自治体により細かい基準が異なる場合がある
- 営業許可の範囲は変更される可能性があるため最新情報を確認
ステップ2:必要書類の準備
基本必要書類
- 営業許可申請書
- 食品衛生責任者の資格証明書
- 車両の構造設備の詳細図面
- 申請手数料(16,000円~20,000円程度)
追加で必要な場合がある書類
- 車検証の写し
- 運転免許証の写し
- 車両の写真(外観・内部)
ステップ3:車両設備の基準をクリア
2021年6月の食品衛生法改正により、キッチンカーの営業許可は販売メニューに関わらず「飲食店営業(自動車)」に統一されました。
必須設備要件
🚰 給排水設備
- 給水タンク:80リットル以上(目安)
- 排水タンク:給水タンクと同容量以上
- 手洗い用流水設備
🍳 調理設備
- 冷蔵設備(温度計付き)
- 加熱調理設備
- 洗浄設備(シンク)
🧽 衛生設備
- 食器棚(扉付き)
- 廃棄物容器(蓋付き)
- 虫よけ設備
ステップ4:保健所による施設検査
申請書類提出後、保健所職員による実地検査が行われます。
✅ 検査のポイント:
- 設備が基準を満たしているか
- 清潔に保たれているか
- 安全に調理・販売できる環境か
❌ 検査で不合格になりやすい項目:
- 給排水タンクの容量不足
- 手洗い設備の不備
- 冷蔵庫の温度管理機能不足
ステップ5:営業許可証の交付
検査に合格すると、数日から数週間で営業許可証が交付されます。
📋 重要な注意点:
- 許可証は車両内に常時掲示が必要
- 有効期限は通常1年間
- 更新手続きを忘れずに行う
食品衛生責任者資格の取得方法
キッチンカー営業には食品衛生責任者の配置が義務付けられています。
資格取得の方法
1. 講習会受講
- 受講時間:約6時間
- 受講料:10,000円程度
- 修了後、即日で資格証明書発行
2. 既存資格者
以下の資格保有者は講習免除:
- 調理師
- 栄養士
- 製菓衛生師
- と畜場法に規定する衛生管理責任者
道路使用許可の申請方法と注意点
道路使用許可が必要なケース
公道(道路交通法の対象となる道路)でキッチンカーを停めて営業する場合は、道路使用許可が必要です。
申請手順
- 申請先: 営業場所を管轄する警察署の交通課
- 申請書類: 道路使用許可申請書
- 申請手数料: 2,000円~3,000円程度
- 審査期間: 1週間~2週間
許可取得の現実的な難しさ
⚠️ 重要な注意:
実際にはキッチンカーでの道路使用許可取得は非常に困難です。理由は以下の通りです:
- 交通の妨げになる可能性
- 安全性の懸念
- 騒音や臭いの問題
- 継続的な営業は原則認められない
🎯 推奨する出店場所:
- ショッピングモール駐車場
- イベント会場
- 公園(管理者の許可を得て)
- 企業の敷地内
その他必要な手続き
車庫証明の取得
キッチンカー購入時には車庫証明が必要です。
- 申請先: 車両保管場所を管轄する警察署
- 必要書類: 車庫証明申請書、保管場所の使用権原を疎明する書面
- 手数料: 2,000円~3,000円程度
自動車保険への加入
営業用車両として適切な保険に加入することが重要です。
- 営業用自動車保険
- 生産物賠償責任保険(PL保険)
開業前のチェックリスト
📅 3ヶ月前までに完了
- ☐ コンセプトとメニューの決定
- ☐ 車両の選定・購入
- ☐ 食品衛生責任者資格の取得
📅 1ヶ月前までに完了
- ☐ 保健所への事前相談
- ☐ 営業許可申請書の提出
- ☐ 車両設備の整備
📅 営業開始直前の確認
- ☐ 営業許可証の車内掲示
- ☐ 出店場所の許可確認
- ☐ 保険への加入確認
- ☐ 仕込み場所の確保
よくある失敗例と対策
❌ 失敗例1:設備不備による営業許可の取得遅延
💡 対策: 事前に保健所で詳細な設備基準を確認し、余裕を持った設備投資を行う。
❌ 失敗例2:出店場所の許可問題
💡 対策: 道路での営業は避け、民間施設やイベントでの出店を中心に計画する。
❌ 失敗例3:仕込み場所の未確保
💡 対策: 自宅キッチンが使用できない場合は、貸厨房やシェアキッチンを事前に確保する。
開業後の継続的な手続き
定期的に必要な手続き
🔄 営業許可の更新
- 有効期限の1ヶ月前までに更新申請
- 再度、施設検査を受ける場合がある
📚 食品衛生責任者の定期講習
- 3年に1回程度の受講が推奨
🚗 車検・保険の更新
- 車検:2年に1回
- 保険:1年に1回
まとめ
キッチンカー開業には複数の許可申請が必要ですが、事前に手順を理解し、計画的に進めることで確実に営業開始できます。
🎯 成功のための重要ポイント:
- 保健所との事前相談を必ず行う
- 設備投資は余裕を持って行う
- 道路での営業は避け、安全な出店場所を確保する
- 各種許可の有効期限を管理する
キッチンカー開業は決して簡単ではありませんが、適切な準備と手続きを踏めば、必ず実現できる夢です。分からないことがあれば、各自治体の相談窓口や専門家に積極的に相談しながら進めましょう
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