キッチンカーでの開業の流れを知りたい

STEP1 キッチンカーを探す(購入orリース)、駐車場契約

キッチンカーを専門に扱うリース業者及び販売店も多くあります。それらの事業会社にはキッチンカー開業のコンサルタントが付くことも多いです。

しかし、必要な部分だけ力を借りるのがおすすめです。キッチンカーを入手する際は、購入とリース契約がありますが、リスクが少ないのは後者のリース契約です。前者の場合は、中古であれば設備が整っているため安く済みますが、古すぎるものだとメンテナンス料がかさむので注意が必要です。

また、購入の場合と、リース契約では、車体費用はもちろんですが、保証内容も異なるのでよく比較検討しましょう。

STEP2 保健所指示のもと車体を改造

保健所の指示のもと、キッチンカーの設備、内装を仕上げます。

保健所の指示を即座に反映することで、営業許可は通りやすく、スムーズに開業ができます。同じ時期に、キッチンカーの開業許可を保健所で取得しましょう。

STEP3 キッチンカーの開業許可を取得する

通常の飲食店同様に、水回りと換気のチェックがメインとなります。給水タンクや排水が設置されているか、換気は考慮されているかなどの確認があります。また、キッチンカーならではの項目だと「調理場と運転席は区切られているか」などもチェック項目です。

また、キッチンカー内で簡単な調理をしますが、これには「食品営業自動車」という営業許可を取得する必要があります。キッチンカー内で調理をせず、お弁当など出来上がったものを提供する場合であれば、「食品移動自動車」という営業許可の取得になります。

STEP4 仕込みの場所を確保したメニュー考案、キッチンカーの仕上げ

キッチンカーを開業するにあたり、最も重要なポイントは仕込みです。キッチンカーの場合、その場でお客様がテイクアウトするため、提供時間が非常に重要なのです。つまり、どれだけスムーズに商品提供ができるかは、優秀で最適な仕込みができるかにかかっています。

お客様から注文を頂き、30秒以内で商品提供ができるほどの迅速なオペレーションを構築できれば、販売数も売上も順調に伸ばせます。お客様へ商品提供するシミュレーションをしながら、限られたスペースで調理ができるメニューを考案しましょう。最後に、仕込みや提供までのオペレーションを考慮した、キッチンカーの仕上げをします。

<補足>調理師免許は必要なのか?

調理師免許は必要ありませんが、通常の飲食店の営業と同様に、食品衛生責任者は必要です。「ゴーストレストランの開業に必要な資格と許可申請について」の記事で、食品衛生責任者の取得方法が記載されているので、ご参考ください。

売上を伸ばすコツ

キッチンカーの売上を伸ばすためには、オフィス街販売の場所も限られているため、フェスやイベントへの出店が鍵となります。定期的に出店できるよう、情報にアンテナをはっておきましょう。

ただし、イベントの運営元が募集する業態を決定するため、出店スケジュールが可能でも、業態がマッチせず出店できない場合もあります。幅広く対応できる商品ラインナップがあれば参入しやすいです。

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