キッチンカー開業のデメリットを考えてみた

デメリット①限られたスペースでの仕込みが重要

設備やスペースが限られているため、仕込みが重要になります。その場で仕込みができない場合は、前日もしくは当日朝に仕込んだ数量のみで営業をするため、1日に販売できる数量が決まり、売上の上限が決まってしまいます。
また、販売予測の精度が高くなければ、ロスを多く出してしまうでしょう。

冷蔵庫が付いているキッチンカーもありますが、冷えるまでに時間がかかるなど不測の事態が起こりやすいため、仕込んだ食材及び商品を保管する冷蔵庫の代わりとなるものも予備として用意するなど工夫が必要です。キッチンカーとは別に実店舗を展開している場合は、実店舗の厨房で仕込みを行う事もできますが、実店舗がない場合は、仕込み専用の厨房を別途借りるケースもあります。

デメリット②駐車場代・ガソリン代がかかる

都内でキッチンカーが置けるほどの大きな駐車場を見つけるのは、なかなか困難だと思います。屋根が無い駐車場であれば見つかりますが、食品を扱うため、屋根がついている駐車場がおすすめです。

また、屋内駐車場が見つかっても、車高制限で駐車できないなど、制約がさまざまあります。また、世の中の情勢に左右されやすいガソリンも費用がコスト増加の要因となります。料理の販売価格は一度決めると、上げることはなかなか難しいため、ガソリン代の急騰なども視野に入れ、商品の価格設定をしなければなりません。

デメリット③営業ができる場所探し

キッチンカーを始める上で、最も重要なのが場所探しです。道路上で、無断で営業することはできません。ビジネス街であれば、ビルのオーナーに許可をとり、敷地内で営業しましょう。

また、そういった場所では同じくキッチンカーが集まっている場合があるので、同じキッチンカー事業者と仲良くなり、情報を交換するのも選択肢のひとつです。フェスの情報や、おすすめのエリアの情報などを交換し、横つながりを大事にすると次第に営業できる場所が増えていきます。

デメリット④保健所の管轄をまたいだ営業をする場合、地域ごとに営業許可の取得が必要

キッチンカーでの営業の場合、地域を移動するのが常です。営業許可は許可を出した保健所の管轄内において有効なものですので、管轄をまたいで移動する場合、それぞれの保健所で営業許可を取得する必要があります。

ちなみに、東京都内はどこでも1つの営業許可書で通用しますが、大阪の場合、大阪市、堺市、豊中市、高槻市、枚方市、八尾市、東大阪市、吹田市、その他大阪府それぞれの営業許可が必要です。

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